【亜州ビジネス編集部】
タイ商工会議所大学の7日発表によると、2021年9月の消費者信頼感指数(100以上が好感)は41.4となり、前月の39.6を上回った。上昇は7カ月ぶり。
同大学は指数上昇の要因として下記などを挙げた。
◆9月1日から新型コロナウイルス対策の活動制限が一部緩和されたこと
◆ワクチン接種が国内外で進展していること
◆政府が国民や企業への支援策を実施していること
◆タイ中央銀行が政策金利を0.5%に据え置いたこと
一方、マイナス要因には、下記などを挙げた。
◆中部や東北部などで洪水が発生していること
◆新型コロナの感染拡大が続いていること
◆ガソリン小売価格が上昇していること
今回の調査対象は全国の消費者2241人。指数は「良い、良くなった」と回答した人の割合から「悪い、悪くなった」と回答した人の割合を差し引き、100を足した値。