【亜州ビジネス編集部】
トヨタ車生産販売のUMWトヨタ・モーターは11日、トヨタ車とレクサス車の2021年9月の販売台数が前年同月比43%増の計8033台だったと発表した。
6月に始まった全国的な活動制限令(MCO)が8月半ばに緩和されたことで、前月比では218%増と大幅に拡大。前月比の増加は3カ月連続となる。
1〜9月の販売台数は4万3594台で、前年同期から68%増加。20年半ばから自動車の販売サービス税(SST)の減免措置が講じられたことで、21年6月に全国的なMCOが開始されるまで販売が好調だったことが大きい。
UMWトヨタは、MCOで過去数カ月は困難が続いたが、制限の緩和に伴い状況は好転していると説明。同社のショールームは新型コロナウイルス感染対策を講じながら再開し、来店客向けに新たなキャンペーンを打ち出したとしている。