【タイ】ガルフと三井物産の発電所、2号機が稼働

【亜州ビジネス編集部】

独立系発電事業者(IPP)のガルフ・エナジー・デベロップメントは、東部チョンブリー県に建設した三井物産と合弁の天然ガス火力発電所の2号機が今月初めに商業運転を開始したと発表した。ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)式で、三菱パワーがガスタービンなど設備をフルターンキー契約で建設。新型コロナウイルス流行で業務に支障が出たものの、予定通り完成させた。

三井物産とガルフは同県シラチャー郡と東部ラヨーン県でそれぞれ2650メガワット(MW)の天然ガス火力発電所を建設する。2カ所合計で8基のタービンなど発電設備を三菱重工に発注しており、1基当たりの出力は662.5MW。チョンブリーの3〜4号機は来年の3月と10月に、ラヨーンの4基は23〜24年にかけての稼働開始を予定している。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る