【タイ】FTAとGSP利用の輸出額、1〜8月は37%増

【亜州ビジネス編集部】

商務省貿易局の20日発表によると、自由貿易協定(FTA)と特恵関税制度(GSP)を利用した2021年1〜8月の輸出額は、前年同期比36.5%増の538億440万米ドルだった。世界経済の回復などがプラスに影響。主な輸出品目は、FTAが農産物や工業製品など、GSPがゴム手袋や調味料などだった。

FTAを利用した輸出は36.5%増の512億7757万米ドル、利用率は80.1%だった。

輸出先別

◆中国=177億7178万米ドル(39.0%増)

◆東南アジア諸国連合(ASEAN)=173億8402万米ドル(42.4%増)

◆豪州=56億905万米ドル(37.1%増)

◆日本=46億6269万米ドル(6.7%増)

◆インド=30億2917万米ドル(45.9%増)

GSPを利用した輸出は35.6%増の25億2683万米ドル、利用率は63.7%だった。

輸出先別

◆米国=22億5525万米ドル(43.9%増)

◆スイス=1億6990万米ドル(11.3%減)

◆ロシア=9034万米ドル(2.9%減)

◆ノルウェー=1134万米ドル(6.9%減)


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