【タイ】ピントン工業団地、新たな物流団地など計画

【亜州ビジネス編集部】

工業団地開発のピントン・インダストリアルパークは、政府が開発を推進する経済特別区「東部経済回廊(EEC)」で、工業団地の拡張と新たな物流団地の造成を計画していることを明らかにした。月内にも新規株式公開(IPO)を実施し、資金を調達する。21日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

ラヨーン県で「ピントン6工業団地」を拡張する。政府が11月に外国人観光客の本格的な受け入れを再開することで、中国をはじめとする海外からの視察が増えるとみている。年内に第1期分の販売を開始し、特にハイテク産業の入居を見込む。

物流団地は、レムチャバン港(チョンブリー県)から10キロメートルほどの、バンコクとラヨーン県を結ぶ高速道路(国道7号線)に近い場所で開発する。敷地面積は52万3200平方メートルで、うち賃貸工場・倉庫が10万平方メートル。第1期は年内の着工と来年半ばの完成を予定している。

同社の2021年上半期の用地販売額は前年同期比12%増の2億550万バーツ、純利益は79%増の9931万バーツだった。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る