【タイ】長城汽車の9月販売405台、部門シェア33%

【亜州ビジネス編集部】

6月末にスポーツ多目的車(SUV)を発売してタイ市場に参入した中国自動車メーカーの長城汽車(GWM)は、9月の販売台数が405台だったと明らかにした。同月の国内小型SUV部門でシェア33.2%を占めたとしている。26日付ターンセタキットなどが伝えた。

同社は初モデルとして、「哈弗(ハヴァル)」ブランドのSUV「H6」のハイブリッド車(HV)タイプを販売。納車を開始した7月からの3カ月合計の販売台数は1133台となった。7月は320台、8月は408台だった。

一方、今月29日に電気自動車(EV)「好猫(グッドキャット)」を正式発表する。「欧拉(オーラ)」ブランドの小型乗用車で、中国から輸入する。

同社は昨年に米ゼネラル・モーターズ(GM)から東部ラヨン県の完成車・エンジン工場を買収。「H6」の生産を開始し、今年6月末に発売してタイ市場に参入した。現地生産の2モデル目としては、小型SUV「初恋(ジョリオン)」の年内発売を計画している。ラヨンでのEV生産開始は2023年となる見通し。


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