【タイ】ブリヂストン、チョンブリーの工場で太陽光発電設備が稼働

【亜州ビジネス編集部】

ブリヂストンは10月28日、チョンブリー県のトラック・バス用タイヤ工場で屋根上に設置した太陽光発電設備が稼働を開始したと発表した。当初の出力は1メガワット(MW)。2024年には4MWを追加する。タイ国内では他に3工場で23年までに屋根上設置型の太陽光発電の導入を計画している。

チョンブリーの工場では第1期として2160枚のパネルを設置した。発電した電力は工場で使用し、二酸化炭素(CO2)の排出量を年間で3万トン減らせると見込む。

チョンブリー以外では、中部サラブリー県のノンケー工場への導入について、このほど太陽光発電システムの設置・運営を手掛けるインパクト・ソーラー・グループ(タイランド)と契約を締結。出力は9.9MWで、ブリヂストングループでは最大の太陽光発電設備になるという。

このほか東部ラヨーン県の建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ工場と、タイヤ用スチールコード工場にも太陽光発電を導入する。


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