【亜州ビジネス編集部】
レ・バン・タイン副首相はこのほど、2045年を見据えた30年までの水産養殖開発計画を承認した。養殖部門の輸出額を25年までに8億〜10億米ドル、45年までに40億米ドルに引き上げることを目指す。ベトナムプラスが伝えた。
25年までに養殖場の面積を2800平方キロメートルに広げる方針。45年には漁獲量に占める養殖の割合を25%に引き上げる。
目標達成に向け、養殖場と物流網の整備を進める。
北部クアンニン省からニンビン省、ハイフォン市からクアンニン省の海岸沿いにはイカ・タコの養殖場を整備。
北中部タインホア省から南部ビントゥアン省にかけては養殖場だけでなく、加工工場や物流拠点を拡充する。
南部ビンズオン省からキエンザン省にかけては養殖場のほか、海洋観光や風力発電、食品加工にも力を入れるとしている。