【亜州ビジネス編集部】
電動バイク事業を手掛けるiモーター・タイランド傘下のiモーター・マニュファクチャリングは、電動バイクの生産を2023年第1四半期に開始すると明らかにした。
当初は月1000〜2000台を生産し、5〜6カ月後に月産能力を8000台に引き上げる目標。3日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。
国内を中心に部品のサプライチェーン(部品供給網)を構築し、国内調達率を85%とする。残りの部品は、タイ投資委員会(BOI)の奨励策を活用してゼロ関税で輸入。ガソリン車と同水準の販売価格を目指す。
まずはバンコク都内バンナー地区の工場で、人工知能(AI)ロボットを使って試作品を組み立てる。その後、東部チョンブリ県に移転する。
このほど「iモーター」ブランドの電動バイク「ベイパー」を発表した。最高時速は120キロメートル。フル充電で100キロメートル走れる。