【亜州ビジネス編集部】
太陽光発電事業のタイ・ソーラー・エナジー(TSE)は、東部プラチンブリー県のカビンブリー工業団地の池に設置した水上太陽光発電所を正式発表した。出力は8メガワット(MW)。2億バーツを投資した。3日付ターンセタキットなどが伝えた。
子会社のサイアム・タラ・フローティングを通じて設置した。事業面積は約11万平方メートル。今年5月下旬に商業運転を開始した。発電した電力は、トルコの家電大手アルチェリクと日立グローバルライフソリューションズの合弁会社で白物家電事業を手掛けるアルチェリク日立ホーム・アプライアンシズ(AHTH)に販売する。25年間の売電契約を結んでいる。
同事業には、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)や、素材最大手サイアム・セメント(SCC)の子会社SCGケミカルズなども参画している。