【亜州ビジネス編集部】
大手財閥TCCグループ傘下で賃貸工場・倉庫開発を手掛けるフレイザーズ・プロパティー(タイランド)は4日、工場・倉庫にパナソニックの高天井用LED(発光ダイオード)照明を導入すると発表した。
既存のメタルハライド照明から切り替えることにより、電気代を節約すると共に温暖化ガス排出量を削減する。
パナソニックの現地法人、パナソニックライフソリューションズ販売タイと覚書(MOU)を交わした。今後3年で全ての照明を切り替える。LED照明の導入により、電気代を40%削減できる見通し。温暖化ガスの削減量は、二酸化炭素(CO2)換算で年3万4000トンを見込む。LED照明は寿命が長いことから、廃棄物を減らす効果もあるとみている。