【タイ】伊藤忠エネクス、センコーグループの太陽光発電受注

【亜州ビジネス編集部】

伊藤忠エネクスは9日、子会社のITCエネクス・タイランドがチョンブリー県で太陽光発電事業の案件を初めて手掛けると発表した。

総合物流のセンコーグループホールディングス傘下のセンコーロジスティクスディストリビューションに、出力172.8キロワット(kW)を持つ自家消費型の太陽光発電設備を導入する。これにより、導入前と比べて年平均で消費電力を約33%、二酸化炭素(CO2)排出量を約125トン削減できる見込みだ。

同事業は工場や倉庫に屋根置き型の太陽光発電設備を設置し、発電した電力を自家消費するもの。設置費用はITCエネクスが負担するため、顧客側の初期投資費用は不要だ。保守・点検費用を含む月額固定料金でサービスを提供する。

ITCエネクス・タイランドは2020年4月設立。タイと近隣諸国で太陽光・省エネ関連事業の展開を目指す。


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