【インドネシア】国内最大のモーターショー開幕、コロナで2年ぶり

【亜州ビジネス編集部】

国内最大のモーターショーであるインドネシア国際自動車ショーが11日、ジャカルタ郊外のバンテン州タンゲランで開幕した。新型コロナウイルス流行で昨年は中止されており、2年ぶりの開催となった。

日本勢など22ブランドが新モデルやコンセプトカーを展示。政府が電気自動車(EV)産業の振興を促す中、EVの展示が目立った。アイルランガ・ハルタルト経済調整相は、「インドネシアはコバルトやニッケルが豊富で、EVのサプライチェーンを国内で完結させることが可能」とし、企業からの投資を呼び掛けた。

同相はまた、2年ぶりのイベント開催で販売回復が加速することにも期待を示した。2021年1〜9月の新車販売は前年同期比68.7%増の62万7537台。通年では85万台となり、前年から6割増加すると予想されている。


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