【亜州ビジネス編集部】
村田製作所は15日、北部ランプーン県の子会社が積層セラミックコンデンサー(MLCC)の工場を建設すると発表した。建屋のみの投資額は120億円。2023年3月の完成を予定しており、中長期的な需要増に対応できる体制を構築する。
現地法人ムラタ・エレクトロニクス(タイランド)が7月に着工した。RC造の地上2階建てで建築面積は3万5088平方メートル、延べ床面積は8万950平方メートル。
同法人は北部工業団地に工場を構えており、超音波センサーやアンテナコイル、圧電製品などを開発・生産している。