【亜州ビジネス編集部】
政府の新型コロナウイルス対策本部(CCSA)の16日発表によると、ワクチン接種などを条件に63カ国・地域からの入国者の隔離義務を免除する措置を1日に導入した後、15日までの来訪者数が5万4939人に上った。うち隔離免除措置の利用者は3万9930人だった。プラチャーチャート・トゥラキットが伝えた。
隔離免除以外も含む来訪者の数は、国別で米国の8430人が最多。これにドイツの6242人、英国の2875人、日本の2717人が続いた。
一方、来訪者の0.1%に当たる65人の新型コロナ感染が入国時の検査で確認された。国別ではロシアの12人が最も多く、これに英国の10人、アラブ首長国連邦(UAE)の5人が続いた。隔離免除の来訪者では31人の感染が確認された。