【亜州ビジネス編集部】
電源開発(Jパワー)は、タイで屋根上設置型の太陽光発電事業を開始した。8月に設立した合弁会社が、初案件として東部チャチュンサオ県の家具メーカーと売電契約を締結。出力800キロワット(kW)の設備を設け、今月中に稼働させる。
合弁会社のガルフJP1を通じて事業を手掛ける。初案件は家具メーカーのSPSインターテックから受注。10年契約で電力を供給する。
ガルフJP1は資本金2400万バーツ(約8600万円)。現地法人のJパワー・ホールディングス(タイランド)が60%、独立系発電事業者(IPP)のガルフ・エナジー・デベロップメントが40%を出資している。