【タイ】10月の外国人事業28件、投資額7億バーツ

【亜州ビジネス編集部】

商務省流通事業開発局の発表によると、外国人事業委員会が2021年10月に認可した外国資本による投資事業は28件、総額7億300万バーツだった。新規雇用は745人。

国・地域別では日本、香港、シンガポールからの投資が多かった。23日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。

外国人事業法で外国資本(出資比率50%以上)の参入が原則禁止されている業種のうち、サービス業などの一部は同委員会が認可すれば投資が可能になる。

事業別の件数

◆顧客へのサービス事業=12件(2億3400万バーツ)

◆グループ企業へのサービス事業=10件(3億1500万バーツ)

◆民間企業との契約サービス事業=3件(1億2700万バーツ)

◆代理店・卸小売り事業=3件(2700万バーツ)

具体的には放射線治療やデジタル資産、ダイヤモンドの品質検査などの技術移転につながる事業が認可された。

1〜10月の認可数は213件、総額は115億5400万バーツだった。国・地域別では日本が82件で最大。これにシンガポールが33件、香港が20件で続いた。大半の事業が政府の投資促進計画に関連しており、バンコクと東部ラヨン県の3空港を結ぶ高速鉄道建設のインフラ支援などが含まれている。


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