【タイ】流通大手セントラル、配車グラブの現法に追加出資

【亜州ビジネス編集部】

流通大手セントラル・グループの小売事業持ち株会社セントラル・リテール(CRC)は20日、東南アジア配車最大手グラブの現地法人に追加出資すると発表した。現地法人に40%出資する企業を完全子会社化する。グラブとの連携強化により、実店舗とインターネット通販を融合するオムニチャネル化を加速する。

グラブタクシー・ホールディングス(タイランド)に40%出資するポルトワールドワイドの株式67%を取得する。取得額は最大45億バーツ(約150億円)。現在は33%を出資しており、追加取得後は完全子会社となる。

セントラル・グループは2019年、グラブの現地法人に2億米ドルを出資すると発表。グループが運営する飲食店の出前やホテルの予約、物流、金融などの事業で連携している。


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