【タイ】EAがEV用電池工場を開所、年産能力1GWh

【亜州ビジネス編集部】

エネルギー関連事業を手掛けるエナジー・アブソルート(EA)は12日、電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池の工場を開所した。60億バーツを投じて東部チャチュンサオ県に建設したもので、当初の年産能力は1ギガワット時(GWh)。製品は自社の電気バスなどに供給する。

台湾電池メーカーのアミタ・テクノロジーズとの合弁会社、アミタ・テクノロジーズ(タイランド)が工場を運営する。EAの8月の発表によると、セルを台湾から輸入し、工場ではモジュールとパックを組み立てる。

敷地面積は14万4000平方メートル、工場面積は8万平方メートルで、拡張の余地があるという。近く年産能力を4GWhまで引き上げる方針。将来は50GWhを目指す。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る