【亜州ビジネス編集部】
自動車部品大手のリョービは14日、ダイカスト部品を生産する東部ラヨーン県の工場に屋根上設置型の太陽光発電設備を導入すると発表した。出力2メガワット(MW)の設備の設置・運営を、関西電力の現地法人に発注。リョービは電力を17年にわたり購入し、工場内で使用する。
工場を操業するリョービダイキャスティング(タイランド)が、関西エナジーソリューションズ(タイランド) と同日に契約を交わした。太陽光パネルの総面積は9776平方メートル。年間で3000メガワット時(MWh)の電力供給を受け、二酸化炭素(CO2)排出量を1498トン削減できると見込む。
リョービダイキャスティング(タイランド)は2011年設立。工場はアマタシティー・ラヨーン工業団地内に立地し、従業員356人を擁している(21年9月末時点)。