【亜州ビジネス編集部】
国営石油PTTは16日の取締役会で、2022〜26年の5年間に総額1021億6500万バーツを投資することを決定した。確定した事業への投資額で、ほかに実行可能性がある事業の予算として2380億3200万バーツを設定している。
ガス関連を中心に投資し、ガス分離プラントやパイプライン、液化天然ガス(LNG)受入基地の建設などを進める。
分野別の内訳
◆ガス=455億1100万バーツ
◆輸送=205億4700万バーツ
◆貿易・下流=16億400万バーツ
◆新事業・インフラ・本社=83億9600万バーツ
◆完全子会社=261億700万バーツ
22年は各分野合計で465億8900万バーツを投じる。
実行可能性がある事業では、低炭素社会に向けたクリーンエネルギーや電気自動車(EV)、医薬品を含む生命科学など新分野への投資を主に視野に入れている。