【亜州ビジネス編集部】
自動販売機や料金収受機を運営するサバイ・テクノロジーは、宅配サービスなどの新会社5社を設立すると発表した。全体的な事業拡大の一環。
宅配事業では、全額出資の子会社として、サバイ・スピードを資本金3億5000万バーツで設立する。また、サバイ・スピードが50%を出資するスピーディー・エクスプレス・サービシズを資本金100万バーツで設立。残り50%は個人が出資する。
このほか、下記をそれぞれ設立する。
◆デジタル資産事業のサバイ・デジタル=資本金1000万バーツ(出資比率90%)
◆技術革新事業のサバイ・アクセラレーター=1000万バーツ(90%)
◆販売時点管理(POS)システム開発のサバイPOS=5000万バーツ(100%)
一方、サバイ・テクノロジーは同日、宅配事業をフランチャイズ(FC)展開するATPフレンド・サービシズへの出資比率を43%から57%に引き上げると発表した。既存株主から最大5600万バーツで株式を追加取得し、子会社化する。残りの43%は物流会社トリプル・アイ・ロジスティクスが保有している。
ATPは「シップスマイル・サービシズ」ブランドで宅配事業を手掛けている。