【亜州ビジネス編集部】
財務省財政経済事務局の21日発表によると、アーコム財務相は2022年の国内総生産(GDP)成長率を前年比プラス4.0%と予測した。新型コロナウイルスの感染状況の改善とともに景気が上向き始めており、21年のプラス1.0%から加速する見通し。
国内消費や観光業の回復、世界経済の拡大に伴う輸出の増加などがプラスに影響するとみている。公共投資と公共支出も重要とみており、予算執行を急がせる。予算執行では、都市鉄道の開発など大型インフラ事業を重視。東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」での官民連携(PPP)方式による投資なども促進する。
このほか、下記なども実施し、経済成長を後押しする。
◆消費刺激・観光促進策
◆中小・スタートアップ企業への財政支援策
◆BCG(バイオ・サーキュラー・グリーンエコノミー)モデル事業を推進する電気自動車(EV)普及促進策