【亜州ビジネス編集部】
6月末にハイブリッド車(HV)を発売してタイ市場に参入した中国自動車メーカーの長城汽車(GWM)は、「哈弗(ハヴァル)」ブランドのスポーツ多目的車(SUV)「H6」のHVタイプの2021年11月の販売台数が401台以上だったと発表した。同月の国内小型SUV部門でシェア25.3%を占めたという。
同社は6月末に、ラヨーン県の工場で生産するタイ初のモデルとしてH6を発売。納車を開始した7月からの5カ月合計の販売台数は2070台以上となった。8〜10月は3カ月連続で同部門のトップに立ったとしている。
10月末に中国からの輸入で発売した「欧拉(オーラ)」ブランドの電気自動車(EV)「好猫(グッドキャット)」は、11月中に新規の予約台数が2000台を上回った。11月に166台、これまでに累計200台以上を納車した。予約台数は12月に入っても増え続けているという。
一方、11月末に発売したHVタイプの小型SUV「初恋(ジョリオン)」は、これまでに1200台以上の予約を受け付け、200台以上を納車した。ジョリオンはラヨン県の工場で生産する2モデル目で、タイ市場に投入する3モデル目の車両となった。