【亜州ビジネス編集部】
米調査会社JDパワーが24日発表した2021年のタイ自動車初期品質調査(IQS)によると、5部門のうちコンパクトカー部門など2部門でトヨタが首位に立った。ほかにマツダ、三菱自動車、いすゞが部門別トップだった。
調査は21年1月〜10月に新車を購入した4571人を対象に実施。10ブランドの77モデルについて、外装や内装、走行性能、シート、エンジンなど8分野の不具合経験を集計し、車100台当たりの不具合指摘件数(PP)を算出した。数値が低いほど品質が高いことを示す。
トヨタは◆コンパクトカー部門(平均157PP)の「ヤリス」(150PP)◆ピックアップトラック・ダブルキャブ部門(平均139PP)の「ハイラックスREVOダブルキャブ」(116PP)――で首位だった。
ほかの部門の首位は、◆エントリー・ミッドサイズカー部門(平均171PP)が「マツダ2」(147PP)◆大型スポーツ多目的車(SUV)部門(平均149PP)が三菱自動車「パジェロスポーツ」(131PP)◆ピックアップトラック・エクステンドキャブ部門(平均146PP)がいすゞ「D-MAXハイランダー・エクステンドキャブ」(117PP)――だった。