【亜州ビジネス編集部】
工業団地開発大手アマタ・コーポレーションは、ラオス北部で工業団地「アマタ・スマート・アンド・エコ・シティー」を開発すると明らかにした。投資額は10億米ドル。ラオスでの開発は同社にとって初となる。年内の着工と開所を見込む。13日付ポストトゥデーなどが伝えた。
ルアンナムター県ナトゥイで環境に配慮した工業団地を開発する。同国政府と410万平方メートルの土地を開発することで契約を交わした。現地の完全子会社アマタ・シティー・ラオが運営する。
ラオス国内やタイ、日本、中国などの企業を誘致する方針。入居企業の業種は、倉庫や物流、機械、ゴム製品、食品などを見込む。ナトゥイは中国との国境に近く、先月3日に全線開通した国際長距離鉄道「中国ラオス鉄道(中老鉄路)」の停車駅が設置されている。