【タイ】21年のマツダ車販売1割減、22年は4万台目標

【亜州ビジネス編集部】

マツダセールス(タイランド)は17日、2021年の新車販売台数が前年比10%減の3万5385台だったと発表した。新型コロナウイルス対策の活動制限が強化された7月以降に苦戦。11月時点で見込んでいた3万8000台も下回った。国内シェアは推定で4.6%。22年は販売4万台以上、シェア5%超を目指す。

国内全体の新車販売台数は4%減の76万2000台と推定。年央の新型コロナ変異株の流行に加え、世界的な半導体不足の影響もあって市場が縮小した。

21年のマツダ車販売は、乗用車が20%減の1万9799台、ピックアップトラックが50%減の1361台と落ち込んだ一方、スポーツ多目的車(SUV)は21%増の1万4225台に拡大。


モデル別

◆「マツダ2」が1万7813台(18%減)

◆「マツダ3」=1982台(35%減)

◆SUV「CX-30」=7497台(31%増)

◆「CX-3」=4747台(113%増)

◆「CX-8」=1051台(51%減)

◆「CX-5」=930台(43%減)

◆ピックアップトラック「BT-50プロ」=1361台(50%減)

◆スポーツ車「MX-5」=4台(56%減)


12月単月の販売台数は3750台と、前月から13%増加。11月に新型を投入した「CX-3」などの販売が好調だった。


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