【亜州ビジネス編集部】
芙蓉総合リースは21日、フォークリフトのレンタルなどを手掛けるPLICの株式49%を取得したと発表した。顧客基盤を共有し、物流関連企業が集まるタイで事業拡大を図る。
芙蓉総合リースは中期経営計画で、物流などの「モビリティビジネス」と「海外」を戦略分野に位置づけている。今回の出資により、日本と米国、タイを軸として、物流機器の導入から廃棄までをワンストップで支援する事業を強化する。
PLICは1996年にフォークリフトのレンタル会社として設立された。自動倉庫システムの導入コンサルティングを含む物流支援事業も手掛けており、幅広い顧客基盤を有しているという。バンコク北郊のパトゥムタニ県に本社工場を構えている。