【亜州ビジネス編集部】
中国で風力・太陽光などクリーンエネルギー電源の開発が進展している。国家能源局は25日、2021年に風力・太陽光電源が1億100万キロワット(kW)増設されたと報告した。第14次5カ年計画(2021〜25年)の初年度として、好スタートを切っている。国営メディアが同日付で報じた。
1億100万kWのうち、風力が4757万kW、太陽光が5267万kW。中でも21年は洋上風力発電が急増し、新たに1690万kWが設置された。洋上風力の発電容量は累計2638万kWに積み上がり、世界トップに浮上している。
ほか分散型太陽光発電は2920万kWが追加され、新規導入量の約55%を占める規模だ。出力1億kWの大型風力・太陽光発電プロジェクトも順調に進展。足元で7500万kW相当が着工している。