【インドネシア】JICA、首都圏の公共交通活用を支援

【亜州ビジネス編集部】

国際協力機構(JICA)は、ジャカルタ首都圏で公共交通指向型の都市を開発するための方針の策定などを支援する。首都圏で公共交通網の活用を支援する事業について、26日にインドネシア政府との間で討議議事録に署名した。実施期間は3年3カ月で、専門家の派遣や研修の実施を通じた技術協力を行う。

技術協力「ジャカルタ首都圏都市交通政策統合プロジェクトフェーズ3」に関する議事録に署名した。都市開発方針の策定や、交通関連機関の調整メカニズムの強化、公共交通指向型の開発計画の策定を支援する。

首都圏では、車両台数の増加に伴い渋滞や環境悪化が著しく、現地政府は公共交通の利用率引き上げを図っている。JICAはこれまで、首都圏の交通マスタープラン(基本計画)の改訂に関する支援や、都市鉄道整備のための資金協力などを進めてきた。


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