【亜州ビジネス編集部】
タイ中央銀行が実施した調査で、企業の4割が今後3カ月以内に製品・サービスの値上げを計画していることが明らかになった。
コスト上昇を背景にゴム、プラスチック、食品・飲料の製造業で値上げを計画する回答が目立った。バンコクポストなどが伝えた。
調査は1月1〜21日に実施し、246社が回答した。値上げ幅は、「10%未満」が全体の29%で最多。「11〜20%」が5%、「21〜30%」が4%で続いた。
一方、値上げを計画していない企業の割合は全体の59%で、大半がサービス業だった。
値上げをせずにコスト増に耐えられる期間は、「3〜6カ月」が27%、「6〜9カ月」が11%、「9〜12カ月」が27%だった。