【タイ】工業団地のWHA、5年で500億バーツ投資へ

【亜州ビジネス編集部】

工業団地運営や倉庫開発などを手掛けるWHAコーポレーションは、グループ全体で総額500億バーツを投じる5カ年計画を発表した。物流や工業団地など4事業を強化し、2026年の売上高を21年との比較で1.75倍に引き上げることなどを目指す。


投資額の内訳

◆物流事業=180億バーツ

◆工業団地事業=180億バーツ

◆エネルギー・公益事業=100億バーツ

◆デジタル技術・スタートアップ投資=40億バーツ


物流事業では、政府が投資を促進する東部経済回廊(EEC)地域やベトナムでサービス拠点を拡大。小型倉庫などを開発し、中小企業のニーズに応える。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などの技術も取り入れ、競争力を高める。

工業団地事業では、ベトナムで開発を進め、中国からの生産移転を取り込む。タイ国内でも既存の工業団地の拡張や、新たな工業団地の造成を推進。このほか、太陽光発電や給水事業などにも力を入れる。


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