【亜州ビジネス編集部】
トヨタ車生産販売のUMWトヨタ・モーターは、トヨタ車とレクサス車の2022年1月の販売台数が計7528台で、前年同月から96%増加したと発表した。
乗用車では小型車「ヴィオス」が全体の28%を占めトップ。ピックアップトラックでは「ハイラックス」が好調で、全体の38%を占めた。
同社は、政府が自動車に対する販売サービス税(SST)の減免措置を半年延長して22年6月末までとしたことが業界の追い風になっていると指摘。同社としても最大4500リンギ(約12万4000円)の値引きキャンペーンを行っているとした。また、1月14日に発売したハイブリッド車(HV)「カローラクロス・ハイブリッド」の消費者からの関心が高く、カローラクロスの予約に占めるHVの割合は40%に上るとしている。
なお同社の21年の販売台数は計7万2394台で、前年から22.0%増加。6月に始まった全国的な活動制限令(MCO)により一時落ち込んだが、MCO緩和を受けて年後半は販売が回復した。