【タイ】30年までにEV充電所を567カ所増設へ=エネ省

【亜州ビジネス編集部】

エネルギー省エネルギー政策計画事務局(EPPO)は、電気自動車(EV)の公共充電所を2030年までに全国で約1400カ所に増やす目標を発表した。

同年までに国内生産車の30%をEVとする政府目標の達成に向け、567カ所を増設してDC(直流)式の急速充電器をコネクター数で計1万3251個増やす必要があると分析した。

充電所の設置が必要な場所と数を調査し、国立キングモンクット工科大学北バンコク校と共催したセミナーで発表した。増設が必要な場所は、市街地が505カ所(コネクター数8227個)、幹線道路沿いが62カ所(5024個)。需要が高い市街地を中心に、土地代や電気料金などコストが適切な場所での設置が必要と説明した。また、設置数の拡大に向け、充電設備に補助金を交付する方針を示した。


充電所の数は21年9月時点で827カ所。

◆バンコク、ノンタブリー、パトゥムターニの首都圏3都県=376カ所

◆中部=152カ所

◆北部=106カ所

◆南部=104カ所

◆東北部=89カ所


30年までに増設が求められる市街地505カ所

◆バンコク、ノンタブリー、サムットプラカーンの3都県=20カ所

◆中部=76カ所

◆北部=158カ所

◆南部=104カ所

◆東北部=147カ所


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