【亜州ビジネス編集部】
2021年にタイ市場に参入した中国自動車メーカーの長城汽車(GWM)は、22年1月の販売台数が1297台だったと発表した。ハイブリッド車(HV)などの3モデルを発売しており、順調に販売を伸ばしている。
モデル別の販売は、「哈弗(ハヴァル)」ブランドのスポーツ多目的車(SUV)「H6」のHVタイプが362台で、同月の国内小型SUV部門でシェア29%を占め、トップに立ったとしている。
「欧拉(オーラ)」ブランドの電気自動車(EV)「好猫(グッドキャット)」が428台
「哈弗」ブランドの小型SUV「初恋(ジョリオン)」が507台
SUVの2モデルは東部ラヨーン県の工場で生産し、好猫は中国から輸入している。
累計販売台数は、H6(納車開始は21年7月)が3003台、好猫(同年11月)が890台、初恋(同年12月)が1106台の計4999台となった。
年内には電動車5モデルをさらに投入する計画。22年の販売台数は、既存モデルを含む全体で2万台を目指している。