【亜州ビジネス編集部】
シャープは24日、ジャカルタ東郊にエアコン工場を建設すると発表した。約40億円を投じ、年産能力90万台の工場を設ける。来年4月の稼働開始を予定。インドネシアを含む東南アジアでの需要拡大に対応する。
現地法人のシャープ・エレクトロニクス・インドネシア(SEID)が、西ジャワ州カラワン県のカラワン工業団地(KIIC)に新工場を設ける。シャープの既存のエアコン工場よりも内製化率を高め、コスト競争力を強化。また、工程のムダを抑えて高効率生産を実現するとしている。
工場の屋根には出力2メガワット(MW)の太陽光発電設備を設置し、工場内では自然光採光も取り入れるなど環境負荷の低減にも取り組む。
同法人は現在、カラワンで冷蔵庫や洗濯機、テレビを生産している。