【亜州ビジネス編集部】
商務省の2日発表によると、1月の輸出額は前年同月比8.0%増の212億5860万ドルだった。
プラスは11カ月連続。前月までの2桁増からは減速した。一方、資源価格が上昇する中で輸入額は20.5%増の237億8500万米ドルと、大幅増が続く。貿易収支は25億2640万米ドルの赤字で、赤字幅は19年1月以来の大きさとなった。
米国向けが24.1%増の35億7400万米ドルで最大
中国向けが6.8%増の24億7200万米ドル
3番目の日本向けは0.1%増の21万1300万米ドル
なお品目別の貿易額については未発表となっている。関税コードの変更に伴う再分類の作業が続いているためで、同省は3月中に発表するとしている。
同省は22年の輸出額が3.0〜4.0%拡大すると予測。各国の経済回復や、バーツ安、コンテナ不足の解消、新型コロナ感染数の減少などがプラス要因になると見込む。