【亜州ビジネス編集部】
地方電力公団(PEA)は、電気自動車(EV)など電動車の充電所「PEAボルタ」を2023年に263カ所まで増やす計画を明らかにした。全77都県のうち75都県をカバーする目標。22日付ターンセタキットなどが伝えた。
22〜23年に190カ所を追加する。幹線道路や政府機関、商業施設(SC)、観光地、国境ゲートなどで設置を進める。
21年末時点の設置数は73カ所で、主に幹線道路沿いに展開。スマートフォンのアプリ「PEAボルタ」を通じてサービスを提供している。
充電事業では、三菱自動車の現地法人ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)とも提携している。20年12月に台湾系の電子部品大手デルタ・エレクトロニクス(タイランド)を含む3社で覚書(MOU)を締結。PEAが提供するスマートフォンのアプリで充電所の情報を共有し、利用者の便宜を図る。