【タイ】a2network、宅配収納サービスでJWDと提携

【亜州ビジネス編集部】

MVNO事業のa2network(本社:東京都港区)は29日、タイ子会社のa2network(Thailand)が、昨年開始した宅配型収納サービス「Cloudroom」で、地場総合物流大手のJWDインフォロジスティクスと包括的業務提携を結んだと発表した。バンコク内5カ所あるJWDの倉庫を保管拠点として使用できるようになり、利便性とセキュリティが向上するとしている。

両社はコラボブランドの「BOX STAGE by CloudRoom×JWD」を新たに主力ラインナップに加える。スマートフォンやパソコンからアプリを通じてBOXの必要数を依頼し、届いてから荷物を梱包後に渡すだけで完結することが特徴。倉庫まで運び入れる手間などのセリフストレージサービスの課題や、採寸作業などの見積もりに時間がかかる宅配型収納サービスの課題を解決したとしている。アプリから預けた荷物の確認や取り出しも可能だ。

a2networkによると、バンコクのコンドミニアム新築物件は一極集中の進行によって、居住面積が10年前比で30%、30年前比で70%狭小化した。「Cloudroom」は収納需要によって、25年までに10万箱の預かり量実現を見込んでいる。


亜州ビジネスASEAN
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