【亜州ビジネス編集部】
自動車関連イベントを企画・運営するグランプリ・インターナショナルは、3月23日〜4月3日に開催した「第43回バンコク国際モーターショー」の受注台数が3万3936台だったと発表した。
補助金交付と減税を柱とする政府の電気自動車(EV)振興策や、メーカー各社の新モデル投入がプラスに影響し、昨年の前回開催を13.6%上回った。
自動車が14.4%増の3万1896台、バイクが2.0%増の2040台。うちEVが全体の10%以上を占めた。来場者数は約158万人だった。
自動車のブランド別受注台数
トヨタが5128台で首位
ホンダが3019台
マツダが2906台
今回は特にEVの出展が目立ち、約20車種が展示された。中でも振興策の適用を受けた長城汽車と上海汽車の中国自動車メーカー2社に関心が集まり、EVの受注台数は同2社だけで2000台を上回った。
バイクの販売台数
◆ヤマハ=939台
◆米ハーレーダビッドソン=305台
◆カワサキ=252台
◆インドのロイヤルエンフィールド=193台
◆スズキ=182台
国内シェア首位のホンダは非公表としている。
同イベントはバンコク北郊ノンタブリ県の展示会場「インパクト」で開催。次回は来年3月22日〜4月2日の開催が予定されている。