【亜州ビジネス編集部】
スリヤ工業相は、国内の電気自動車(EV)生産台数を2030年に72万5000台とする目標を明らかにした。国内総生産(GDP)を2000億バーツ以上押し上げ、3万人の雇用創出につながると見込んでいる。6日付ターンセタキットなどが伝えた。
30年に国内自動車生産の30%をEVとする「30/30政策」に基づき、目標を定めた。25年はEV生産を22万5000台とし、全体の10%とする目標。
EVの累計登録台数は拡大傾向にあり、20年は約2000台、21年は約4000台に倍増した。22年は1万台に加速するとみている。また、同年の自動車生産台数は180万台に増加すると予測。21年実績は約170万台だった。