【タイ】長城汽車、自動車ショーの予約1520台

【亜州ビジネス編集部】

2021年半ばにタイ市場に参入した中国自動車メーカーの長城汽車(GWM)は、「第43回バンコク国際モーターショー」(22年3月23日〜4月3日)での新車受注台数が1520台だったと発表した。電気自動車(EV)向けの補助金・減税を受けて15%ほど値下げした「欧拉(オーラ)」ブランドの小型乗用車「好猫(グッドキャット)」が1136台に上り、受注台数の75%を占めた。

販売の残り384台は「哈弗(ハヴァル)」ブランドのスポーツ多目的車(SUV)2モデルだった。HVの「H6」とガソリン車の「初恋(ジョリオン)」で、ともに東部ラヨン県の工場で生産している。

好猫は補助金交付と減税を柱とするEV振興策が適用され、モーターショーの開催に合わせて最低価格を以前の98万9000バーツ(約366万円)から82万8500万バーツに引き下げた。値下げ以降、全国のショールームでも774台の予約を受け付けており、同イベント期間中の受注台数は合計で1910台となった。中国から完成車を輸入している。


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