【亜州ビジネス編集部】
「セブン―イレブン」を運営するコンビニエンスストア最大手CPオールは、電動バイクによる宅配サービスを提供する店舗数を2023年に1000店まで増やす目標を明らかにした。
現在はバンコク都内の約30店で展開。国営石油PTTと電池交換所の設置拡大で協力する。6日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
PTTは電池交換所「スワップ・アンド・ゴー」を都内22カ所で運営している。専用アプリを通じて運転手が自分で電池を交換でき、所要時間は3分以内で完了。高まる宅配需要を取り込む。
また、シンガポールの電動バイクメーカー、スワッグEVがスワップ・アンド・ゴーに適した電動バイクを開発しており、CPオールによる試験運用を通じて将来の普及拡大に備える。
セブン―イレブンの店舗数は、21年末時点で1万3134店。21年は702店を新規出店した。22年は700店を目指す。