【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は、5月18〜21日に工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランド」を開催する。2年ぶりに通常の規模で開催し、1400組の商談成立と、50億バーツの契約を見込む。
海外からは日本やシンガポール、中国、インド、英国など10カ国の400社以上が参加する見通し。大企業では独メルセデス・ベンツやロバート・ボッシュなどが参加を予定している。
会場はバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」。当日は、オートメーション機器・ロボットの展示会「インターマック」も同時に開催する。
サブコンの昨年9月の前回開催は、新型コロナウイルス流行を受け、2007年の第1回以降で初めて全面的なオンライン開催となった。リスク低減に向けてサプライチェーン(部品供給網)の分散を進める動きがうかがえる中、商談成立は248組、契約額は9億5200万バーツに上った。