【亜州ビジネス編集部】
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、2022年4月の国内新車販売台数は前年同月比5.0%増の8万2877台だった。前年同月を上回るのは14カ月連続。新型コロナウイルス流行からの経済回復などを背景に拡大が続いている。ただ、前月比では15.9%減と落ち込んだ。
乗用車が前年同月比3.1%増、商用車が10.7%増となり、ともに14カ月連続のプラス。3月に現地生産が始まった現代自動車の電気自動車(EV)「アイオニック5」の販売台数は90台だった。
4月の業界全体の生産台数は前年同月比で6.9%増加。乗用車が9.8%増とプラスを維持する一方、商用車は4.4%減と、14カ月ぶりに前年を割り込んだ。
1〜4月は販売台数が前年同期比30.4%増の34万6849台、生産台数が34.4%増の47万1842台。ともに新型コロナ流行前の19年1〜4月を上回る水準まで回復している。