【亜州ビジネス編集部】
ホンダの現地法人ホンダ・ベトナムは、2022年3月期(21年4月〜22年3月)のバイク販売台数が前年度比2.7%減の200万台超だったと発表した。市場全体の5.2%減に比べ減少率が低かったことから、シェアは約80%に上昇した。
新型コロナウイルス対策の活動制限とそれに伴う物流の混乱で部品が不足し、生産販売に影響した。22年4月以降も現地のスクーター生産が落ち込んでおり、5〜6月は当初計画の約半分の水準にとどまる見通しという。
一方、22年3月期の四輪車の販売台数は約7%減の2万4000台超だった。