【亜州ビジネス編集部】
TMBタナチャート銀行(TTB)傘下の総合研究所TTBアナリティクスは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を含む電動車のうち乗用車の新車販売台数が、2022年に前年比48.0%増の6万3599台に拡大すると予測した。ガソリン価格の上昇や環境意識の高まりを背景に普及が進むとみている。26日付ポストトゥデーなどが伝えた。
販売の内訳は、EVが539.7%増の1万203台、PHVが104.9%増の1万1469台、ハイブリッド車(HV)が17.2%増の4万1927台と予測。エンジン車は8.8%減の30万2644台とみている。
政府が2月に導入したEV振興策も追い風になると見込む。一方、ロシアのウクライナ侵攻や中国の新型コロナウイルス対策などに起因する部品不足の影響を注視する必要があると指摘した。