【タイ】中古車アップル、21年の市場10〜15%成長予測

【亜州ビジネス編集部】

アップルインターナショナルが出資する中古車競売のアップルオートオークション(タイランド)は、2022年の国内中古車市場が前年比10〜15%拡大し、800億〜900億バーツ規模となる見通しを明らかにした。経済回復で自動車需要が伸びる一方、半導体不足による新車の納期の遅れが中古車業界の追い風になると見込む。オークションでの中古車販売は市場全体で10〜15%増の6万5000台を見込む。


アヌチャート社長によると、22年は新型コロナウイルス対策の活動制限が緩和されることで、企業活動が活発化し、自動車需要が拡大する見通し。ただ、半導体不足によって新車の納期が遅れていることから、中古車を選ぶ企業や消費者が増えると見込まれる。3月ごろにはオークションでの中古車価格が8〜10%上昇したという。


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