【亜州ビジネス編集部】
ベトナム自動車工業会(VAMA)が13日発表した2022年5月の国内新車販売台数(一部企業除く)は、前年同月比71.3%増の4万3816台だった。増加は5カ月連続。新型コロナウイルス流行前の19年5月に比べても59.6%拡大した。前月比では3.4%増だった。
内訳は乗用車が前年同月比100.3%増の3万5210台(前月比4.8%増)、商用車が6.0%増の7929台(同0.8%減)など。国内生産車は85.9%増の2万5580台(1.2%増)、輸入車は54.2%増の1万8236台(6.7%増)だった。
VAMA会員企業の販売台数は78.2%増の3万9469台(前月比3.5%増)。ブランド別ではトヨタが105.9%増の1万579台(21.7%増)で最も多く、これに韓国の起亜、マツダが続いた。
1〜5月は39%増、コロナ前も上回る
1〜5月の新車販売台数(一部企業除く)は17万6681台となり、前年同期から39.2%増加した。新型コロナ流行前の19年1〜5月の12万6867台を39.3%上回った。
内訳は、乗用車が前年同期比57.2%増の14万109台(19年同期比50.9%増)、商用車が4.9%減の3万3677台(同6.8%増)など。国内生産車は47.2%増の10万5022台(38.7%増)、輸入車は29.0%増の7万1659台(40.0%増)だった。
VAMA加盟企業の販売台数は16万3400台で42.0%増加。VAMA首位のトヨタは57.2%増の3万7906台で、これに起亜とホンダが続いた。