【亜州ビジネス編集部】
空港事業のタイ空港公社(AOT)は、同社が管理運営する国内主要6空港の2022年5月の旅客数が前年同月比10.2倍の460万7539人だったと発表した。プラスは5カ月連続。新型コロナウイルス対策の活動制限の緩和が進み、前年同月に落ち込んでいた反動があって大きく伸びた。
国内線は8.8倍の326万710人、国際線は16.5倍の134万6829人だった。入国時の隔離義務を免除する制度が導入されたことが追い風となっている。
空港別の旅客数
◆スワンナプーム空港=200万2035人(11.2倍)
◆ドンムアン空港=121万2465人(8.1倍)
◆プーケット空港=58万9237人(20.4倍)
◆ハジャイ空港=26万6715人(6.7倍)
◆チェンマイ空港=39万8203人(11.3倍)
◆チェンライ空港=13万8884人(7.3倍)――だった。
6空港の1〜5月の旅客数は前年同期比2.3倍の1762万9974人。国際線が10.5倍の379万9227人、国内線が91.0%増の1383万747人だった。